レオン【レビュー・感想】

1995年公開の映画
監督:リュック・ベッソン
出演:ジャン・レノナタリー・ポートマンゲイリー・オールドマンダニー・アイエロ

 

【あらすじ】
主人公レオン(ジャン・レノ)は、プロの殺し屋としていました。
いつもマフィアのボスであるトニー(ダニー・アイエロ)から仕事を依頼されます。


ある日、レオンはアパートの隣室に住む少女マチルダと出会います。
チルダは家族から虐待を受けており、幼い弟のマイケルにしか心を開けませんでした。

 

その翌日、マチルダの父ジョセフが麻薬密売組織の商品を横領したことを見抜いたスタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)とその一味がアパートに乱入しにきます。

 

スタンスフィールドはマチルダの家族を容赦なく射殺します。
運良く買い物に行っていたマチルダは、とっさに隣室のレオンに助けを求め、レオンは悩みながらも彼女を助けます。

 

家族の中で唯一愛していた弟マイケルのために、マチルダは復讐を誓い、レオンから殺し屋の技術を教わることにしました。

 

同居生活を始めた2人は、時間が経つとともに心の距離が縮まっていき、複雑な感情と信頼を抱いていきます。

 

 

【レビュー・感想】
知人からおすすめの映画を聞いたときに勧められて観ました。
監督とか出演者とか全然知らないで観ました。


途中からリュック・ベッソン作品っぽいなって思ってたら監督がリュック・ベッソンでした(笑)

 

レオンとマチルダの設定がスゴく良かったです。
子供みたいな大人と、大人みたいな子供。
チルダだけが成長するんじゃなく、レオンも成長するっていうストーリーが両方を好きにさせてくれました。

 

最後までレオンが生きるか死ぬかが
わからなくてドキドキしました。

 

レオンは殺しの時のスマートさと無口さでカッコいいながらも、精神的には子供で、マチルダとじゃれあうシーンとかで人間味を感じれて良かったです。

 

チルダは12歳とは思えない思考の持ち主なんですが、純粋な所や、毎日同じことをしているのに飽きてしまう所に子供心もちゃんと持ってるって思えるシーンがあって良かったです。

 

演技もすごい良かったです。
ジャン・レノは映画では初めて観たんですけど、すごい良い役者だと思いました。


ナタリー・ポートマンは表情を見てるだけで心情がわかるぐらい素晴らしい演技でした。

 

映画全体が重くて暗いシーンが長かったのが少し退屈しました。
もう少し笑いのシーンを入れたほうが良かった気がします。

 

アクション、恋愛、ヒューマンドラマとかいろいろ詰め込んでるけど、ゴチャゴチャしないでしっかり一つ一つ映せてました。
名作と言われる理由がわかる映画でした。

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