アバウトタイム/愛おしい時間について【レビュー・感想】

2014年公開の映画
監督:リチャード・カーティス
出演:ドーナル・グリーソン/レイチェル・マクアダムスビル・ナイ/リディア・ウィルソン/リンゼイ・ダンカン/トム・ホランダーマーゴット・ロビー/ヴァネッサ・カービー

 

【あらすじ】
コーンウォールに住む青年ティム・レイク(ドーナル・グリーソン)は21歳の時、父(ビル・ナイ)から一族の男にはタイムトラベルの能力があると告げられます。

 

ただし過去に訪れた場所に行く事しかできなく、金や名声のために能力を使うなと忠告されます。

 

ティムはタイムトラベルの能力を恋愛のために使い、より良い人生を送れるようにしようと決意します。

 

 

【レビュー・感想】
ちょっとしたSF感もあるし、恋愛、コメディと楽しめる映画でした。

 

良い話だとは思いました。
でも、
主人公が都合が良すぎる気がします。
メアリー(レイチェル・マクアダムス)を恋人にするために、タイムトラベル能力で好き放題やって最後に「何気ない一日こそ幸せであり、大切な一日であること」的な感じで感動を誘うシーンがあるんですけど、
何回もタイムトラベルしてメアリーを奥さんにした人に言われても説得力がないです。

 

タイムトラベルの能力が複雑でした。
時系列も曖昧だったから、ちゃんとした説明があったら観やすかったと思います。

 

ティムが父親との最後の別れのシーンで、父親に最後にやっておきたいことを聞いたときに、父親が海辺で一緒に散歩だって言うシーンはスゴイ好きなシーンでした。
恋愛というよりは家族愛に感動しました。

 

演技はみんな良かったです。
特にメアリー役のメアリーのレイチェル・マクアダムスが良かったです
恋人のときは恋人の演技がしっかり出来てて、母親になったときはちゃんと母親感が出てました。
演技だけで恋人から母親になった成長がわかる素晴らしい演技でした。

 

1日1日を大切にしようと思える映画でした。
恋愛映画の中ではスゴく好きな作品です。

 

笑いも感動もあるので楽しめる人は多い映画だと思います。
恋愛映画を観るのに悩んでる人におすすめです。