ファインド・アウト【レビュー・感想】

2013年公開の映画
監督:エイトール・ダリア
出演:アマンダ・サイフリッドジェニファー・カーペンターセバスチャン・スタンウェス・ベントリーニック・サーシー/エミリー・ウィッカーシャム/ソクラティス・オットー/ジョエル・デヴィッド・ムーア/キャサリン・メーニッヒ/マイケル・パレ/ハンター・パリッシュ

 

 

 

【あらすじ】
ジル(アマンダ・サイフリッド)は何者かに誘拐され自力で逃げ出し、凍死寸前の状態で発見されました。
警察に助けを求めたが、証拠はどこにも見付からず捜査は打ち切りになりました。

 

一年後、
ジルはラッキースターというお店で働いていました。

 


ある日、
自宅に帰ると妹のモリー(エミリー・ウィッカーシャム)がいなくなっていました。

 

自分を誘拐した犯人によるものだと考えたジルは警察に事情を伝えるが、前回の件の事もあり、警察は協力してくれませんでした。

 

ジルは妹を救うために一人で犯人を追います。

 

 

【レビュー・感想】
最初から最後まで惹き付けられた映画でした。
姉妹愛がものすごく感じれました。

 

展開も早くて、中だるみが全くなくて1時間半の映画でしたけど、1時間に感じる映画でした。

 

日本でも問題視される警察の態度を良く描けてたと思います。

 

ストーカー事件や行方不明事件は問題視されています。
でも、
いくら相談しても実際に何かおこるまで警察は何もしてくれないという事を良く耳にします。

 

警察の悪いところを伝えようとして描いているようにも思えました。
こういう映画が増え事件を軽視しないような体制になっていけば良いのにと痛感しました。

 


今までずっと否定していたジルに協力を求めようとする警察にイラっとくるシーンがありました。
でも、
ジルが全ては妄想だったといって家に帰るシーンでスッキリしました。
ジルの態度が正解の態度だと思いました。
それでも最後は警察に情報を送ったりしてスゴイ大人だなとも思えました。

 

もしジルの立場が自分だったら、身内だったらと考えると、非常に胸が詰まるような思いになりました。

 

妹を守るために嘘をつきながら捜査するのがスゴく感動しました。
勇気ある行動で姉妹愛を感じるシーンでした。

 

ドキドキ感、緊迫感もあり、スリラー映画の中ではトップクラスで面白かったです。
演者も脚本も映像も素晴らしすぎました。

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