スプリング・ブレイカーズ【レビュー・感想】
2013年公開の映画
監督:ハーモニー・コリン
出演:セレーナ・ゴメス/ヴァネッサ・ハジェンズ/アシュレイ・ベンソン/レイチェル・コリン/ジェームズ・フランコ/グッチ・メイン/ヘザー・モリス
【あらすじ】
フェイス(セレーナ・ゴメス)、 キャンディ(ヴァネッサ・ハジェンズ)、ブリット(アシュレイ・ベンソン)、コティ(レイチェル・コリン)の大学生4人組はスプリング・ブレイク(春休み)を迎えようとしていました。
退屈な日常を変えようと彼女たちは旅行に出ることにしますが、お金がありませんでした。
その資金を得るために彼女たちは強盗を行います。
軽い気持ちで行った強盗はあっさりと成功します。
そして彼女達はフロリダに行きます。
フロリダでの毎日は想像以上に楽しいものでした。
やっと自分達の居場所を見出した4人でしたが、調子に乗りすぎた結果警察に捕まってしまいます。
そんな彼女達を助けたのは、麻薬の売人のエイリアン(ジェームズ・フランコ)でした。
エイリアンとの出会いで4人の心は次第にバラバラになっていきます。
【レビュー・感想】
オープニングとエンディングの映像はオリジナリティがあってスゴく良かったです。
音楽は良かったと思います。
役者は良かったのにキャラクターが個性がなくて残念でした。
キャンディとブリットの2人はどっちがどっちかわからないぐらい個性がなかったです。
最初はフェイスの主観で物語が進むから主人公かなって思ってたら最初にリタイアして、それ以降は出てこないし中途半端なキャラでした。
コティは銃に撃たれてビビってリタイアしただけのイメージしか残らなかったです。
エイリアンは見ためは怖いのに、4人を釈放した只のいい人でもったいないキャラでした。
1番微妙なキャラでした。
女子大生4人が留置所だろうが、裁判所だろうが、関係無しに水着姿なのが不自然でした。
自由度が高すぎる。
エイリアンに助けられて、今の生活が嫌になって家に帰るって言ったら帰れるし、大した束縛もなく生活出来てるし、設定が微妙すぎる。
一人ぐらい殺して、もう少しエイリアンに対する恐怖を与えたほうがいいと思いました。
モザイクはいらなかったです。
映画の世界にのめり込めなくなります。
モザイクはつけないで映すか、布団で隠すとかでカバーできると思います。
モザイクで急に映画の中から弾き出された感じがしました。
エイリアンの対抗組織みたいなのが出てきて抗争勃発かと思ったら、エイリアンはあっという間に死ぬし、女2人が銃使うの上手すぎて無双して終わるのはスゴイがっかりした終わりかたでした。
帰った2人と再開して終わってほしかったです。
つまらない映画では無かったですけど、正直に好きか嫌いかと言われたら嫌いな作品です。
どのタイミングでどんな映画を観たいときに観た方がいい映画なのかもわからない作品でした。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: DVD