2012【レビュー・感想】

2009年公開の映画
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジョン・キューザックアマンダ・ピート/リアム・ジェームズ/モーガン・リリー/トム・マッカーシーダニー・グローヴァータンディ・ニュートンキウェテル・イジョフォーオリヴァー・プラット/ジョン・ビリングスズリー/スティーヴン・マクハティ/ズラッコ・ブリッチ/ベアトリス・ローゼン/ヨハン・アーブ/ジョージ・シーガル/チン・ハン/ウディ・ハレルソン






【あらすじ】
2009年、
アメリカの地質学者のエイドリアン(キウェテル・イジョフォー)は、インドの科学者から地球内部が加熱され、数年後には地球的規模の地殻変動により大破局が起きることを聞かされます。




エイドリアンはアメリカに帰国後、大統領補佐官にその情報を提供します。
エイドリアンから世界の終末を伝えられたアメリカ大統領のウィルソン(ダニー・グローヴァー)は、主要国首脳会議で事実を報告します。




先進国は極秘裏に世界各地の歴史的な美術品を後世に残すため、密かに偽物とすり替え運び出し始めました。







2012年
海賊ラジオを流しているチャーリー(ウディ・ハレルソン)から世界の終末を知った作家のジャクソン(ジョン・キューザック)は、
元妻のケイト(アマンダ・ピート)と2人の子供と、ケイトの恋人のゴードン(トム・マッカーシー)と共に、ロサンゼルスから逃げ出します。




程なくして世界各地で、地殻大変動が始まりました。
地震、火山の大噴火、津波に加え、数千キロにも及ぶ大陸移動まで起き始めました。








【レビュー・感想】
災害パニック映画は好きな映画です。
災害シーンが多く描かれていたのはスゴイ良かったです。




最初の災害シーンは周りの死ぬ人たちの絶望感とかを映したほうがいいと思いました。
車とかが落ちる映像が多くて、人が死んでいく感じが伝わらなかったし、飛行機で逃げるシーンがアトラクションみたいに思えました。




主要キャラ達が感情移入できやすい人達で観やすかったです。
逃げる人、残る人の理由もちゃんとしてて深い映画でした。




暗いシーンが長かったです
もう少し明るいシーンが多い方が退屈しないと思います。




展開が早くて、スケールもでかかったので2時間半の長さを感じさせない映画でした。




主役が世界を救うキャラじゃなくて家族と逃げるキャラだったので、感情移入しやすかったです。



ケイトのキャラクターがヒドかったです。
彼氏が死んだすぐあとに元旦那に好きって言ったりするシーンがスゴイ冷めました。




登場人物が多いわりにはキャラクター設定をうまく描けてたと思います。
災害パニックが好きな人は楽しめる映画だと思います。

レオン【レビュー・感想】

1995年公開の映画
監督:リュック・ベッソン
出演:ジャン・レノナタリー・ポートマンゲイリー・オールドマンダニー・アイエロ

 

【あらすじ】
主人公レオン(ジャン・レノ)は、プロの殺し屋としていました。
いつもマフィアのボスであるトニー(ダニー・アイエロ)から仕事を依頼されます。


ある日、レオンはアパートの隣室に住む少女マチルダと出会います。
チルダは家族から虐待を受けており、幼い弟のマイケルにしか心を開けませんでした。

 

その翌日、マチルダの父ジョセフが麻薬密売組織の商品を横領したことを見抜いたスタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)とその一味がアパートに乱入しにきます。

 

スタンスフィールドはマチルダの家族を容赦なく射殺します。
運良く買い物に行っていたマチルダは、とっさに隣室のレオンに助けを求め、レオンは悩みながらも彼女を助けます。

 

家族の中で唯一愛していた弟マイケルのために、マチルダは復讐を誓い、レオンから殺し屋の技術を教わることにしました。

 

同居生活を始めた2人は、時間が経つとともに心の距離が縮まっていき、複雑な感情と信頼を抱いていきます。

 

 

【レビュー・感想】
知人からおすすめの映画を聞いたときに勧められて観ました。
監督とか出演者とか全然知らないで観ました。


途中からリュック・ベッソン作品っぽいなって思ってたら監督がリュック・ベッソンでした(笑)

 

レオンとマチルダの設定がスゴく良かったです。
子供みたいな大人と、大人みたいな子供。
チルダだけが成長するんじゃなく、レオンも成長するっていうストーリーが両方を好きにさせてくれました。

 

最後までレオンが生きるか死ぬかが
わからなくてドキドキしました。

 

レオンは殺しの時のスマートさと無口さでカッコいいながらも、精神的には子供で、マチルダとじゃれあうシーンとかで人間味を感じれて良かったです。

 

チルダは12歳とは思えない思考の持ち主なんですが、純粋な所や、毎日同じことをしているのに飽きてしまう所に子供心もちゃんと持ってるって思えるシーンがあって良かったです。

 

演技もすごい良かったです。
ジャン・レノは映画では初めて観たんですけど、すごい良い役者だと思いました。


ナタリー・ポートマンは表情を見てるだけで心情がわかるぐらい素晴らしい演技でした。

 

映画全体が重くて暗いシーンが長かったのが少し退屈しました。
もう少し笑いのシーンを入れたほうが良かった気がします。

 

アクション、恋愛、ヒューマンドラマとかいろいろ詰め込んでるけど、ゴチャゴチャしないでしっかり一つ一つ映せてました。
名作と言われる理由がわかる映画でした。

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西遊記/はじまりのはじまり【レビュー・感想】

2014年公開の映画
監督:チャウ・シンチー
出演:ウェン・ジャン/スー・チー/ホアン・ボー

 

 

【あらすじ】
妖怪ハンターを生業とする青年・玄奘(後の三蔵法師)は、妖怪(後の沙悟浄)に襲われているところを、女性の同業者・段に救われました。

 


その後、また別の妖怪(後の猪八戒)相手に悪戦苦闘していたところ再び段に救われます。
段と協力して倒そうとしましたが、圧倒されてしまいます。

 


師匠から「孫悟空ならその妖怪を倒せる」と教えられた玄奘は、500年前に「五指山」に封印されたとされる伝説の妖怪・孫悟空に助けを求めに旅立ちました。

 

 


【レビュー・感想】
天竺を目指す三蔵法師孫悟空猪八戒沙悟浄の4人が出会うまでの物語を描いた作品です。

 

本当の西遊記とは設定・物語が違うので、別物として観た方がいいです。

 


チャウ・シンチーの作品にしては、真面目な作品だと思いました。

 


子供を何回も助けようとするけど結局食べられたシーンがあるんですけど、食べられるなら何回も助けるシーンはいらない気がしました。

 

恐怖感、絶望感はその前のシーンで伝わってたから、単純に食べられるシーンと母親が絶望するシーンだけで良かったと思います。

 


バカやってる映画にしては真面目なシーンが多かったです。
真面目なシーンが合わなかったので、真面目なシーンを少なくした方がよかったです。

 

猪八戒のお店で、ハンターだけが客の本当の姿が見れる設定は好きでした。

 


コメディ感もスゴイ好きでした。
チャウ・シンチーのコメディの世界観はスゴく好きです(笑)
血が出続けるシーンで爆笑してました(笑)

 

展開が速かったんですけど、伝わりやすいところだけをキレイに描けていて観やすかったです。

 

演技もキャラも全員よかったです。
キャスティングもよかったです。
特にスー・チーがよかったです。
改めていい役者だと思いました。

 

虎拳や蟷螂拳を使うときに、虎やカマキリの姿が出てくるのは好きな演出でした。

 

チャウ・シンチーが好きな人は楽しめる作品だと思います。
ザ・チャイニーズコメディでした。

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バイオハザード/ヴェンデッタ【レビュー・感想】

2017年公開の映画
監督:辻本貴則
出演:ケビン・ドーマン/マシュー・マーサー/エリン・カーヒル/ジョン・デミータ

 

バイオハザード/ダムネーション】の続編で、
サバイバルホラーゲーム【バイオハザードシリーズ】を原案としたCGアニメ映画の3作目の作品です。

 

 

 

【あらすじ】
バイオテロ組織「B.S.A.A」のクリス・レッドフィールドは、国際指名手配犯であるグレン・アリアスを追っていましたが、目前で逃してしまいます。

 

 

4か月後、
クリスの元部下でシカゴ大学の教授やB.S.A.A.のアドバイザーを務めるレベッカ・チェンバースは、
ある不可解な事件の調査に大学教授として携わっていましたが、突如研究所が襲撃されてしまいます。

 

 

研究所に現れたクリスは、レベッカを救助し、ゾンビ化病の特性が欧州で発見された寄生虫プラーガのそれと酷似していることを知ります。

 

 

クリスたちはプラーガと戦ったDSOエージェントのレオン・S・ケネディに再開し、アリアスの真の目的を阻止すべく共にニューヨークへと向かいます。

 

 

 

【レビュー・感想】
映像はスゴく良かったです。
見る価値ある映画でした。

 

 

1作目、2作目を観てない人でも楽しめる映画だと思います。
ホラー感も前作よりあって楽しめました。

 


アリアスのサイコパス感はすごいよかったです。

 

 

ゲームをプレイしている人は、クリス、レベッカ、レオンが出てきて興奮すると思います。

 

 

アクションシーンがスゴイ良かったです。
レオンのバイクシーンも好きなシーンでした。

 

 

ストーリーが薄かったです。
アリアスの、結婚するはずだった女性と顔が似てるからっていう理由だけでレベッカをさらったりするのはあまり共感できなかったです。

 

ゲームをプレイしたことがある人向けの作品だなって思いました。
3作の中では1番微妙な映画でした。

 


ちなみに1番良かったのは2作目のダムネーションです。

 

 

恐怖感を求めてる人には合わない作品だと思います。
バイオハザードのストーリーが好きな人は楽しめる作品です。